東野コージ、初エッセイ本出版に、万が一売れたら芸人仲間にごちそうしたいと感謝!
4日、お笑い芸人・東野コージ(東野幸冶)が、福家書店新宿サブナード店にて行われた初エッセイ「この間。」発売記念サイン会&握手会に出席し、一年間のブログをまとめた464ページの作品を「お笑い芸人の悲喜こもごもを感じとっていただければ」とアピールした。
本作は、東野幸治ではなく東野コージ名義で出版しているが、その理由を「(お笑いコンビ・品川庄司の)品川くんに『アメトーーク!』で、下の名前をカタカナにした方が売れるとアドバイスされたので、そうしました」と明かすと「売れなかったら品川くんのせいですね。でも彼はヒットメーカーですから大丈夫でしょう。ちなみに品川くんは5月現在レギュラーゼロみたいですけど」と付け加え報道陣を笑わせた。
自身や自身の身の回りで起こる出来事を、東野ならではのブラックジョークを交えて綴った464ページの本作は、読み応えも抜群で売れ行きも期待できるが「(売れた時の)お金考えているでしょ?」と質問されると「いやいや、どれだけゲスいんですか! 品川くんをはじめ、色々な芸人さんのおかげで一冊の本が出来たので、万が一売れたら、そういう人たちにごちそうしたいと思ってますけどね」と謙虚な姿勢。さらに「本売れたら何に使おうかなんて考えているのは、ビッグダディ夫妻だけですよ。ヌードもありませんし」と現在話題になっているネタで場内を和ませていた。
「一つ一つの項目が短いので、トイレにおいて読んでいただければ」と作品の使用法!? をアピールした東野。「お笑い芸人の悲喜こもごもが書かれているので、もし子どもがお笑い芸人になりたいなって思っている方がこれを読んだら芸人にはさせたくないって感じる内容になっています」と東野らしい言い回しで作品の見どころを語っていた。(磯部正和)
エッセイ「この間。」はワニブックスより発売中(税込:1,470円)