映画「変態仮面」公開中にオンラインシアター上映決定!異例のヒットで満席続出!
「週刊少年ジャンプ」誌上で連載された人気マンガの実写化で、小規模公開ながら異例のヒットを記録している映画『HK/変態仮面』のオンラインシアター上映が決定した。ヒットに反比例した公開規模の小ささへの不満に応える形で決定したもので、現在公開中の映画をオンラインで公開する異例の試みとなる。
俳優の小栗旬が脚本協力で参加し、『コドモ警察』シリーズなどの福田雄一監督がメガホンを取った本作。パンテイーをかぶることで驚異的なパワーを発揮する「変態仮面」に変身する高校生の主人公・色丞狂介を鈴木亮平が演じ、鍛え上げた肉体を駆使した悪人たちとの戦いと、自身の変態性に悩む青春の悲喜こもごもが描かれる。
異色のヒーローマンガまさかの映画化ということで注目度も高いかったが、今月13日から始まった全国公開の上映館数はわずか12館。その後の大ヒットを受け27館に緊急拡大され、公開1か月足らずで興行収入は1億円を突破。劇場には原作ファンだけでなく女性層にカップル、さらにファミリー層まで幅広い観客が殺到した。
特に先行公開された新宿バルト9は連日満席状態で、観たくても席がない観客が続出。そのため本作を観たくても観られない観客から、SNSなどを通じて公開劇場拡大の要望が多く寄せられたといい、製作委員会が劇場公開中のオンライン上映を決定。今月7日から、オンラインシアター「KINEZO CINEMA」において、1コンテンツごと課金制によるストリーミング方式による視聴が可能となる(クレジットカード決済)。
ちなみに同作は、パンティーマスクにブリーフ、網タイツのヒーローが、悪人の顔面においなりさんを押し付ける描写が良くなかったのか、いまだにテレビ局の買い付けはないとのこと。地上波やBS・CSなどテレビ放送の予定もない状態ということで、今のうちに鑑賞した方がよさそう。チケット売り場で「変態」と口に出せなかった人にもオススメの鑑賞法となりそうだ。(編集部・入倉功一)
映画『HK/変態仮面』は全国公開中 オンラインシアター上映はKINEZO CINEMAにて5月7日より開始 1コンテンツ視聴価格は1,200円(決済から24時間以内は何度でも再生可能)