小栗旬『キャプテンハーロック』声優に決定!声優初挑戦の三浦春馬と対決!
松本零士の人気SF漫画を30年ぶりにアニメ映画化する『キャプテンハーロック』の声優陣が発表され、俳優の小栗旬が主人公ハーロックの声優を務めることがわかった。また三浦春馬が、映画に登場する新キャラクター役で声優に初挑戦。劇場公開日も9月7日に決定した。
同作は、「銀河鉄道999」などで知られる松本零士原作のSF活劇「宇宙海賊キャプテンハーロック」を、3DCGアニメーションとして蘇らせたリブート(再誕)作。地球政府に反旗を翻し、人類のために戦う宇宙海賊キャプテンハーロックと、無敵の宇宙戦艦アルカディア号に乗り込んだ仲間たちの活躍を描く。
ハーロックを演じるのは、先日公開された特報で披露した勇ましい声が、ファンの間で話題を呼んだ小栗旬。また三浦春馬は、同作に伴って追加されたキャラクターで、ハーロック暗殺のためアルカディア号に潜入する青年・ヤマを演じる。さらにハーロック率いる宇宙海賊クルーに蒼井優、古田新太、福田彩乃が抜てきされるなど、実力派キャストが顔を揃えた。
日本アニメ史に残る主人公役への抜てきに「とても驚きました」という小栗は、「このような大きなプロジェクトに加わることができ、とても光栄に思っています」と意気込みをコメント。リハーサルには三浦と二人で臨んだといい、「よりお互いのキャラクターやそれぞれの関係を深く表現できたと思います。彼の声はとてもまっすぐで、ヤマというキャラクターにピッタリだと感じました」と絶賛する。一方の三浦は今回が声優初挑戦。「初めての作品がこのような大作で、喜びと同時に不安な気持ちもありました」というが、「威厳があり心に響くハーロックを小栗さんが力強く演じられていたので、ヤマとして、負けない強い気持ちで臨みました」と小栗演じるハーロックとの対決シーンに、自信をのぞかせている。
同作の監督は、『APPLESEED アップルシード』の荒牧伸志。東映アニメーション史上最高額となる3,000万ドル(約27億円・1ドル90円計算)の製作費が投入され、一大スペースオペラを驚異の映像で活写。原作者の松本は「凄いクオリティーの作品。涙が出る程嬉しい。製作スタッフに感謝をしたい」と早くも絶賛しており、ファンならずとも期待が高まるところだ。(編集部・入倉功一)
映画『キャプテンハーロック』は9月7日より全国公開