新「攻殻機動隊」声優陣がお披露目!予告編が公開!
人気アニメ「攻殻機動隊」シリーズ最新作プロジェクト第1章『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』の予告編が公開され、坂本真綾をはじめとする新声優陣の声が初披露された。本作で描かれるのは、他のアニメプロジェクトで中心的な役割を果たしている「公安9課」誕生以前であり、エピソードゼロにあたる物語。これまでのシリーズから声優・スタッフ・キャラクターデザインを一新しており、その意味でも注目を浴びているプロジェクトだ。
今回の映像の最も大きな特徴は、坂本真綾をはじめとする新声優陣の声が初お披露目されている点。これまで「攻殻機動隊」の声優といえば、田中敦子、大塚明夫、山寺宏一のイメージが強かったが、それらを一新した今回の声優陣は「攻殻」の新たなスタート、そして今回の作品がこれまでとは違う世界観に属する作品であるということを改めて印象付けてくれる。
第1章でメインとなるのは、殺された上官の兵器売買収賄容疑を晴らそうと奮闘する草薙素子、そして陸軍義体化部隊「501機関」の活躍。エピソードゼロということでそれ自体が独立した作品になっていることはもちろん、他の「攻殻機動隊」につながる要素がたっぷり盛り込まれているのも見逃せない。
これまでのシリーズの中心メンバーである素子、バトー、トグサといったキャラクターはもちろん、素子が後に上司となる荒巻に銃を向けるシーン、人気キャラクター・タチコマを思わせる機体など、これまでのシリーズを知っている人だからこそ楽しめる箇所も多数含まれているのもファンにはうれしいところだ。
同作は、映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『イノセンス』、テレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」に続く第4の「攻殻」として製作される新シリーズ。「エヴァンゲリオン」の作画監督で知られる黄瀬和哉が総監督を務め、構成・脚本には人気作家の冲方丁、音楽にはコーネリアスが起用されている。(編集部・福田麗)
『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』は6月22日より劇場上映