『グリーン・デスティニー』続編、アン・リーは降板!『マトリックス』スタッフがメガホン
アカデミー賞を4部門で受賞した映画『グリーン・デスティニー』の続編が2014年3月より製作されることが決定した。前作のアン・リー監督は降板し、新たにメガホンを取るのは映画『マトリックス』シリーズのカンフー指導を担当し、前作にもアクション監督として関わっているユエン・ウーピンだ。Screenなどが報じた。
2000年の『グリーン・デスティニー』はワン・ドウルーの武侠小説「臥虎蔵龍」を基にしたアクション映画。世界中で大ヒットを記録したのみならず、第73回アカデミー賞では作品・監督賞を含む10部門でノミネートされ、外国語映画賞をはじめとする4部門で受賞した。
続編ではミシェル・ヨーがユー・シューリン役で続投するほか、ドニー・イェンがサイレント・ウルフ役で出演することが決定している。脚本は『ドラゴン・キングダム』などのジョン・フスコ。
残念ながら前作のアン・リー監督は降板するものの、ユエン・ウーピンは『マトリックス』のカンフーアクションに関わっていることに加え、ジャッキー・チェンの出世作である『ドランク・モンキー/酔拳』の監督としても知られる存在。ウービン監督とドニーは今週末、開催中のカンヌ国際映画祭で会見を開く予定だ。(編集部・福田麗)