前田敦子『クロユリ団地』が念願の初登場1位!
映画週末興行成績
興行通信社が20日に発表した国内興行ランキングで、元AKB48の前田敦子と成宮寛貴が主演した『クロユリ団地』が初登場首位を獲得した。前田敦子出演の映画としては『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(最高3位)を超える自身最高位。まさに待望のヒット作となった。
全国162スクリーンで公開された『クロユリ団地』の土日2日間成績は、動員が11万8,885人、興収が1億5,342万4,100円。男女比は3対7で女性層が多数来場。客層は中高生が中心だが、OLなど幅広い層にも訴求したもよう。また、高校生の間では「放課後の肝試し」感覚で、人気・口コミが広がっており、更なるヒットが期待されている。
『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』はV5を阻まれ、今週は2位にランクダウン。累計動員264万6,596人、累計興収31億8,515万1,500円で動員250万人、興収30億円を突破した。『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』は3位で、累計動員33万6,553人、累計興収4億2,399万7,000円。4位は『県庁おもてなし課』で、累計動員25万8,924人、累計興収3億1,500万2,650円。
公開4週目の『アイアンマン3』は5位で、累計動員151万9,279人、累計興収22億4,797万円と、動員150万人を突破。6位は『藁の楯 わらのたて』。7位は『図書館戦争』で、累計動員104万8,562人、累計興収13億1,983万4,200円で、動員100万人を突破。8位は『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』。累計動員97万7,581人、累計興収11億1,764万7,650円となった。
宮藤官九郎監督約4年ぶりの新作『中学生円山』は9位初登場。全国179スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員4万7,919人、興収6,689万9,200円。10位は『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』で、累計動員73万3,476人、累計興収8億4,630万5,850円。『聖☆おにいさん』は11位にランクダウンした。
今週末は、『体脂肪計タニタの社員食堂』『くちづけ』『俺俺』『ポゼッション』『ドリフト』『6月6日』『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』『スマイリー』『二代目はニューハーフ』『アンチヴァイラル』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)