スーパーマンは人類の驚異?『マン・オブ・スティール』衝撃と迫力の予告編公開!
映画『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン、『ウォッチメン』のザック・スナイダーがタッグを組み、伝説的アメコミヒーロー「スーパーマン」をよみがえらせた超大作『マン・オブ・スティール』から、その全貌をうかがわせる本予告動画が公開された。
英国俳優ヘンリー・カヴィルを新スーパーマンに大抜てき。ノーランが原案と製作を、また先鋭的な映像センスで人気のナイダーが監督を務め、誰もが知る史上最高のヒーローの誕生を再び描く本作。自身が誕生した惑星と地球、二つの母星におけるスーパーマンの父親にラッセル・クロウとケヴィン・コスナーを配役するなど、実力派キャストの出演も話題を集めている。
これまで公開されてきた映像で、強大な力を持った一人の青年の葛藤(かっとう)と心の成長を丹念に描いた、重厚なストーリーを予感させてきた本作。ついに公開された本予告映像でも、二人の父の意思を胸に、悩みながら成長を遂げ、ついには青いスーツとマントに身を包むスーパーマン(クラーク・ケント)の姿が胸を打つ。
同時にスナイダー監督のセンスがさく裂した迫力の映像も満載。スーパーマンの母星が崩壊するさまや、スピーディーな空中戦など、美しくスペクタクルに満ちた映像が展開する。さらには、手錠をかけられ軍隊に連行されるスーパーマンの衝撃的な姿や、宿敵ゾット将軍(マイケル・シャノン)の姿も。そして最後には、胸のSマークの意味を「僕の世界では、“希望”を意味する」とヒロインのロイス・レイン(エイミー・アダムス)に打ち明ける情緒的な場面も。感動のドラマにアクション、ロマンスの要素全てをそなえた作品となっていることをうかがわせる。
本作ついてヘンリーは、「原作ファンはいつだってスーパーマンを受け入れるだろう。だけど、スーパーマンの熱烈なファンではないという人も多くいる。コミックなんて興味はないという人も。そういう人たちにも、この映画を楽しんでもらいたい」といい、そのために重要なのはリアリティーだったと語っている。ヒーロー映画に、現実のような説得力を持たせるのは、ノーランとスナイダー監督の得意とするところ。本作の完成度にも、大いに期待ができそうだ。(編集部・入倉功一)
映画『マン・オブ・スティール』は8月30日より新宿ピカデリーほかにて全国公開(3D / 2D同時公開)