新海誠監督、新作短編が同時上映決定!今年2月発表の『だれかのまなざし』
『ほしのこえ』『秒速5センチメートル』などで知られる新海誠監督が今年2月に発表した短編映画『だれかのまなざし』が、新作アニメーション映画『言の葉の庭』と同時上映されることが明らかになった。全国23館の『言の葉の庭』上映館全てで上映される。
『だれかのまなざし』は今年2月、野村不動産の「プラウド」とコラボレーションしたショートムービーとして発表された短編アニメ。「未来」「家族の絆」をテーマに、ナレーションを大胆に用いた手法が話題を呼んだ作品だ。一方でこれまでの上映は同社が開催するイベントのみに限られており、ファンにとっては待望の劇場公開となる。
また、5月31日より『言の葉の庭』が日本で公開されることに併せ、同日より台湾・香港で同作の本編が公開されることも決定。前作『星を追う子ども』は上記に加え、韓国、アメリカ、イギリス、フランスなどで上映されており、海外での新海作品の人気の高さは証明済み。今回の同日公開も、海外のファンからの要望に応えた形だ。なお、台湾での上映チケットはインターネット先行販売において、発売後わずか1秒で売り切れたという。
そして、『言の葉の庭』は公開初日の31日にiTunesでダウンロード販売も開始される。その内容はもちろん、海外を含めたビジネス展開でも日本のアニメーション界に新たな地平を開き続けている新海作品。その今後から目が離せない。(編集部・福田麗)
映画『言の葉の庭』は5月31日より全国公開