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声優・日笠陽子、浴衣姿でオヤジギャグ!思わず涙を流す場面も…

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感激の表情を浮かべる日笠陽子
感激の表情を浮かべる日笠陽子

 声優の日笠陽子が1日、都内で行われた中編アニメーション映画『ハル』の公開直前女子限定イベントに浴衣姿で登壇し、作品の舞台となった京都にちなんだ特製の「しおおたべ」を会場に集まった女性ファンに配るなど、作品のPRを行った。ファンから直接作品の感想を聞いた日笠は、感激から涙ぐむ場面も見られた。

『ハル』場面写真

 映画『ハル』は、年代を問わず女性層の幅広い支持を集める漫画家・咲坂伊緒がキャラクター原案を手掛け、脚本を木皿泉が、総作画監督を北田勝彦が担当したアニメーション。事故で最愛のハルを失ったくるみと、ハルの代わりとなったロボハルが心通わす奇跡を描いた近未来ラブストーリー。日笠は作中の登場人物くるみの声を担当した。

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 日笠は同じく浴衣姿の牧原亮太郎監督、寺西史プロデューサーと共に試写後の興奮覚めやらぬ会場でトークを展開。「くるみが本編の中で浴衣を着ていたので、それをオマージュして今日は浴衣姿で来てみました」と改めて浴衣姿をアピールすると、場内からの「かわいい」の声が。それに「ゆかった、ゆかった」とダジャレで返すなど元気いっぱいの日笠は「去年、『ハル』の話を聞いてからあっという間に時間が過ぎた。公開まで本当に早かった。今日は女性の方限定ということで、同じ女性に見ていただけてうれしい」と本作への思いを明かした。

 くるみ役だけでなく、主題歌「終わらない詩」も担当する日笠。主題歌は自分で選んだといい「『ハル』の世界観に近いと思ってわたしから監督に推薦しました。本当にいい曲。『ハル』に出会うために生まれてきたような曲」と自信を見せ、PVも『ハル』の世界観に合わせて作ったことを告白。この日、ビデオレターで会場に登場した共演の細谷佳正からも「すごく良かった!」と絶賛され、感激していた。

 イベントではその後、今回『ハル』のために作られたという京都名物「しおおたべ」の配布が行われたが、一人一人のファンに手渡しの際、ファンから作品への感想が寄せられると、日笠が思わず涙ぐむ場面も。日笠は「直接皆さんに会う機会を得られ、皆さんの思いが聞けて本当にうれしい」とコメント。監督の牧原も「完成まで1年間、作っている間はずっとお客さんの顔を見られなかったけど、今日こうしてみなさんと出会えてホッとした」と客席の反応に安堵の表情を浮かべていた。(取材・文 名鹿祥史)

映画『ハル』は6月8日より公開

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