映画で世界を変える!「10x10」が贈るドキュメンタリー日本初放映
「10x10」が手掛けたドキュメンタリー映画『Girl Rising -少女たちの挑戦-』がCNNjで6月22日午後10時から日本初放送されることがわかった。同作は、厳しい生活環境の中、夢を失わず、教育を求めて立ち上がる7か国7人の少女たちを追った作品で、アン・ハサウェイ、ケイト・ブランシェット、メリル・ストリープ、クロエ・グレース・モレッツらそうそうたる女優陣がナレーションを務めたことでも話題を呼んでいる。
映画『Girl Rising -少女たちの挑戦-』フォトギャラリー
「10x10」はDocumentary GroupとVulcan Productionsに所属するジャーナリストや、戦略的パートナーであるインテルなどにより立ち上げられたグローバルキャンペーン。社会問題についての映画製作を通じて「少女たちに教育を受ける機会を与えることで、世界をより良いものに変えることができる」というシンプルかつ決定的な事実を普及することを目指している。
映画製作に必要な資金をそのまま少女たちのために使うべきだと思う人もいるかもしれない。「10x10」はこの意見に対し「同じだけの資金を使ってある国に100校の学校を建てることはできるかもしれませんが、力を持った映画が広く配給されれば、政府を動かし、寄付を集め、人々の少女を見る目を変えることができるのです。長い目で見れば、何百万もの人々の考え方や振る舞いを変えることは、100校の学校よりも大きなインパクトを生むのです」と回答している。
ナレーションで本作に参加したメリル・ストリープは「この映画はわたしたちがよく知っていることを描いています。つまり、女性や少女に教育の機会を与えることは、家族、社会、そして世界の経済に、前向きで良い影響を与える、ということです。この映画を観て、知ってください。この映画は希望を届けます。世界がより良い明日に向かうための、当たり前で、大切で、明確な希望です」とのメッセージを寄せている。(編集部・市川遥)
映画『Girl Rising -少女たちの挑戦-』はCNNjにて6月22日午後10時から放送