染谷将太×長澤まさみ×伊藤英明!矢口史靖監督の新作で“林業共演”
シリーズ累計発行部数33万部を超える三浦しをんの小説「神去なあなあ日常」が、染谷将太主演で映画化されることが明らかになった。監督は『スウィングガールズ』『ロボジー』などの矢口史靖。ヒロインを長澤まさみ、物語の重要なキャラクターを伊藤英明が務める。
高校を卒業したばかりの18歳の主人公・勇気(染谷)が、ひょんなことから山奥の村で林業に従事することになる映画『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』。一人の若者の成長をユーモアたっぷりに描きながら、関わる人たちや自然から生まれる温かさに心を揺さぶられるヒューマン・ストーリー。
染谷は役柄について「勇気はピュアに思いっきり青春できる役」と印象を語っており、『悪の教典』に続く伊藤との共演、長澤との初共演を非常に楽しみにしているという。また、「林業も全く馴染みの無い世界で、チャレンジの多い初めてづくしの撮影になりますが、山で実際に生活して純粋に感じたものをそのまま伝えていけたらと思います」と意気込んでいる。
「いままでにないボーイッシュな役柄でバイクに乗るシーンもあるので頑張らないと」と気合を入れるのは、勇気(染谷)が恋をする気の強い美人にふんする長澤。“林業の天才”“荒ぶる山の神”と呼ばれるヨキ役の伊藤は、「今までに演じてきた役にない、男の中の男的な役柄なので、矢口監督のもと男全開で演じ、思い出に残る夏にしたいです(笑)」と新境地に挑む。
矢口監督は「昨年2月頃から取材を始め、林業作業を傍らでじっと観察し、林業の面白さ、携帯の電波も繋がらない田舎の凄さをたっぷりと体験してきました」と入念な取材から脚本も執筆。“原作モノ”を初めて手掛けるが、作者の三浦に「すごいキャスト・スタッフのかたが結集し、クライマックスシーンはなにやら大変なことになるとか!? うわー、どうなっちゃうんだろう。楽しみにしております!」と背中を押されている。
映画『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』は、三重県と岐阜県をメインにオールロケで撮影され、6月上旬にクランクイン、7月下旬にクランクアップ予定。2014年に全国東宝系で公開される。(編集部・小松芙未)