カール・ラガーフェルド、ココ・シャネルの顔キーラ・ナイトレイを絶賛 オドレイ・トトゥをけなす
シャネルのクリエイティブ・ディレクター、カール・ラガーフェルドが、先月結婚したキーラ・ナイトレイが演じたココ・シャネルを絶賛し、映画で同役を演じたオドレイ・トトゥをけなす発言をした。
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ラガーフェルドは、ココ・シャネルがフランスのドーヴィルに開業した最初の店を描いたショートフィルム『ワンス・アポン・ア・タイム(原題) / Once Upon A Time』を製作。白黒の作品で、ココはキーラが演じている。
「キーラは天才だと思わないか? 彼女とはとても息が合って、楽に仕事ができる。キーラは問題的な態度は一切取らないし、周囲の人ともうまくやってくれる」とラガーフェルドはSunday Telegraph紙にコメントした。
一方、過去にシャネルNo.5の顔だったこともあり、映画『ココ・アヴァン・シャネル』でココを演じたオドレイ・トトゥのことは良くは思っていないようで辛辣(しんらつ)なコメントをしている。
「あの映画は最低だった。オドレイはウーマンリブのようにココを演じてしまった。まるで『第二の性』が出版されるより30年も前のシモーヌ・ド・ボーヴォワールのようだった。ダメだ、ダメだ、ダメだ。シャネルはあんな女性じゃなかった。恋をしている女性で、オールドミスなんかではない。キーラは見事だった」とラガーフェルドは言っている。(BANG Media International)