パリス・ジャクソン、マイケル・ジャクソンさんの不法死亡訴訟で証言することは強要されず
コンサート・プロモーターAEG Liveを相手にしたマイケル・ジャクソンさんの不法死亡訴訟で、長女パリス・ジャクソンを無理に証言台に立たせることはないと弁護士が語った。
15歳のパリスは先日自殺を図ったばかりで、現在も入院中。マイケルさんの裁判で証言しなければならないことへの恐怖から手首を切ったのではないかとも言われているが、弁護士はこれを否定している。
「誰も彼女に無理強いをすることはありません。わたしは3月に行われた2日間の審理前宣誓供述に同席しましたが、彼女はとても落ち着いていました。供述は問題なく進みましたし、パリスは心(しん)の強い人です」と弁護士のペリー・サンダースはPeople.comに語り、裁判が彼女の自殺未遂の原因ではないと言いたげだ。
情報筋によると、マイケルさんの裁判が始まった7週間前頃から父親の死を思い出し、パリスはうつ状態になったとのこと。「あの裁判によってパリスは父を亡くした悲しみを思い出したんです。彼女は一言一句を聞き逃さないよう裁判内容に注目しており、あの時の心の痛みが再びよみがえっています」と関係者はコメントしている。
ジャクソン家の弁護士はパリスを証言台に立たせる予定かどうかについてコメントは避けたが、被告のAEG Live側は最初からパリスを証人として呼ぶつもりはなかったと言っている。
「我々は当初からパリスを証人として呼ぶつもりはありませんでした。彼女を証人リストに載せたのは原告であり、彼女の自殺未遂後も呼ぶ可能性があることを認めています」とAEG Live側は語っている。(BANG Media International)