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11歳の生徒たちに『ソウ』を上映 フランスの教師が停職処分

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授業で見せるには不適切だった? 映画『ソウ』のビリー人形
授業で見せるには不適切だった? 映画『ソウ』のビリー人形 - Dimitrios Kambouris / WireImage / Getty Images

 フランスの学校で、11歳の生徒たちに向けてホラー映画『ソウ』を授業で上映した数学教師が停職処分になったと、地元メディアのEurope1などが報じた。

映画『ソウ』フォトギャラリー

 映画『ソウ』は2004年に公開された、ジェームズ・ワン監督によるサスペンスホラー。低予算ながらそのアイデアが称賛され世界中で大ヒットを記録し、7作目までシリーズが製作された。猟奇殺人鬼ジグソウによる、趣向を凝らした殺人ゲームが描かれ、劇中には残虐描写もふんだんにある。

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 現地時間6月10日、数学教師は生徒たちに「これは君たちが観る最初のホラー映画だ」と語って映画を流したとのこと。この教師は上映の翌日に懲戒会議にかけられ、1日の停職処分を受けたといい、さらなる処分が必要かを検討するため、現在調査が進められているという。

 映画を観た一人の生徒の父親は、息子が明らかに映画の影響を受けたと考えているようで、Europe1に「月曜の午後に学校から帰ってきた息子は、目に見えて調子が悪そうだった。それで何があったか聞くと、数学の教師がクラスでホラー映画を上映したと言ったんだ」とコメントしている。

 拷問シーンを売りにしたともとれる内容から、時に残酷ポルノと呼ばれることもある同作。1作目もアメリカでは、当初の編集版ではNC-17(17歳以下は鑑賞不可)の指定を受けたことから、編集の末にR指定(17歳以下は保護者の同伴が必要)となった。(西村重人)

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