ビヨンセ、写真を修正しすぎ?非難コメント殺到でブランドが釈明「写真ではなくイラスト」
歌手のビヨンセをモデルにしたファッションブランド「ロベルト カヴァリ」のポスターが修正されすぎているとして、ファンの怒りを買っている。
同ブランドは、現在開催中のビヨンセのワールドツアー「The Mrs. Carter Show World Tour」での衣装を担当。だが、その告知用ビジュアルでは、ビヨンセの太ももが腕ほどの太さになっていたり、腰が極端に細くなっていたり、はた目にも明らかなほどの修正が加えられていた。
このビジュアルに対して、ファンからは非難の声が殺到。同ブランドのFacebookページには「ビヨンセはこんなに細くもなければ、背が高くもない」「フォトショップで修正した写真よりも、本物のビヨンセの方が何倍も魅力的だ」「ビヨンセは肉感的なボディーラインがすてきだったのに……」といった意見が寄せられた。また、Mail Onlineなどの大手メディアが取り上げたことでも話題になり、同Facebookページは一時、炎上状態に陥っていた。
すると、同ブランドは「問題になっている画像はイラストであって、写真ではありません。あくまでもデザイナーのビジョンを表現するために描かれたものです」と釈明し、実際にビヨンセの写真を修正したわけではないことを明かした。同時に「ロベルト・カヴァリは女性という存在を愛していますし、彼の洋服によって女性の体形をさらに素晴らしいものにしたいとも望んでいます」とコメントし、イラストでビヨンセの体を細く描いたことに女性蔑視などの意図がないことも強調した。
イラストを写真だと勘違いしたファンの誤解によって炎上してしまったことでファンからは同情の声も上がっている。だが、同ビジュアルのイラストが写真に見えるほどリアルであることは事実。そのため、一言くらいは断り書きがあっても良かったかもしれない。(編集部・福田麗)