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声優・大塚明夫、燃え尽きた!「ヤマト」エルク・ドメルを熱演!

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本作への思い入れをうかがわせた大塚明夫
本作への思い入れをうかがわせた大塚明夫

 15日、新宿ピカデリーにて映画『宇宙戦艦ヤマト2199/第六章 到達!大マゼラン』の初日舞台あいさつが行われ、ヤマト艦長・沖田十三役の菅生隆之とエルク・ドメル役の大塚明夫、そして出渕裕総監督が出席した。

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 「やっぱりいい役をやらないとつまらない」とドメル役の大塚。今回、飲み屋でたまたま遭遇した出渕監督から事務所も通さずその場でオファーを受けたといい、「それまであまり描かれなかったドメルのプライベートな部分を監督が膨らませて描いていて、演じがいのあるドメルになっていた。人物に立体感が出ていた」とドメル役を振り返った。作品の見どころである死闘シーンについては「燃え尽きました。真っ白になった。自分でもジンときた」と思い入れの深さを感じさせた。

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 沖田役の菅生も「戦国時代の武将のように、お互い認め合いながらも対峙する。たとえ負けるとわかっていても戦うみたいな」と口にすると、「自分もドメル役を演じてみたい。ドメルはかっこいいですよね。沖田役は誰にも渡したくないけど、誰か一人別の役をと言われたら、やはり敵将役のドメルをやりたい」とドメル役にも色気を見せていた。

 大塚はそんな大先輩・菅生に対して尊敬心を抱いているようで「沖田役は難しい。いろんなことを全部飲みこんで物を言う役。菅生さんでないとできない。絵だけとはいえ、若い人や他の人だと厳しい」とコメント。劇中では対峙する両将だったが、舞台挨拶では互いに謙遜し合っていた。

 映画『宇宙戦艦ヤマト2199/第六章 到達!大マゼラン』は、大マゼラン銀河に到達した宇宙戦艦ヤマトと、デスラー総統の命を受けてヤマト撃破を目論む名将ドメル率いる空母艦隊が、宇宙の難所「七色星団」で死闘を繰り広げるさまを描く。出渕監督は「最終章では新しいサントラも9曲用意している」とこれからのプランを明かし、大塚も「ヤマトが目的を達成できるか、今後もシリーズの展開を見守ってほしい」とファンにアピールしていた。 (取材・文 名鹿祥史)

映画『宇宙戦艦ヤマト2199/第六章 到達!大マゼラン』は6月15日より全国16館にて公開中

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