優香、映画『黒執事』でミステリアスな39歳に!実年齢よりも7歳年上の役で新境地
タレント・女優の優香が、枢やなの人気コミックを実写化した映画『黒執事』に出演することが明らかになった。この作品では実年齢を7つも上回る39歳の女性を演じた優香は「ミステリアスな女性で、今までにない役だったので、挑戦するという思いでいっぱいで不安もありました」と振り返っている通り、これまでのイメージを覆す演技に挑戦している。
優香が演じるのは、剛力彩芽ふんする男装の令嬢・幻蜂汐璃(げんぽう・しおり)の叔母・若槻華恵。未成年の汐璃の後見人であり唯一の理解者であり、またセバスチャン(水嶋ヒロ)と汐璃が追う怪事件の捜査に協力するという映画オリジナルキャラクターだ。妖艶さがキーとなるだけに、優香も「とにかく、『貫禄』『大人』『リーダー』『愛のある人』ということを意識し、精いっぱい演じました」と役づくりに触れると、「皆様に抱いてもらっているイメージを良い意味で裏切るような、大人のイメージを持ってもらえることを確信しています」と自信をのぞかせた。
その一方で、やはり今回の出演にあっては悩むところも多かったとのこと。大谷健太郎監督は、「華恵はとても重要で、役作りの難しい役でもありました」と明かすと、優香については「これまでのタレント業から、本格的に女優として活動していきたいという分岐点に立っていらして、華恵の役づくりに真摯(しんし)に取り組む優香さんの姿勢に、自分も心打たれました」とコメント。「現場での彼女の演技は、最初悩んでいたのが信じられないくらい素晴らしかった」と手放しで褒め称えている。
また、本作では入浴シーンも用意されており、バラの花びらを散りばめたバスタブでのそのシーンでは、ゴージャスなボディーも披露。共同監督を務めるさとうけいいちは、そのシーンの絵コンテを描いた際には「中でもアクション以上に華恵の入浴シーンは格別ゴージャスになるようにとカラーで仕上げた」と告白しており、本作の見どころの一つになっている。
そのほか、本作には大野拓朗、海東健、丸山智己、城田優、安田顕、橋本さとし、志垣太郎、伊武雅刀、岸谷五朗が出演することも決定。豪華キャストの共演に胸が躍る人は決して少なくないはずだ。(編集部・福田麗)
映画『黒執事』は2014年新春、全国公開予定