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真木よう子、固形物見ると吐くまでに…壮絶撮影明かす

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入魂の役づくりを明かした真木よう子
入魂の役づくりを明かした真木よう子

 女優の真木よう子が18日、シネマート六本木で行われた主演映画『さよなら渓谷』の女性限定試写会に大森立嗣監督と出席した。同作でレイプ事件の被害者というデリケートな役に挑んだ真木は「残酷な事件だし、今日は女性が多いと聞いてここに来るまで心配でした」と不安いっぱいの様子だったが、女性客から好評が直に寄せられると「安心しました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

真木よう子、壮絶撮影告白!フォトギャラリー

 同作は映画『悪人』の原作者・吉田修一による同名小説の映画化。幼児の殺害事件をきっかけに暴かれる一組の夫婦の衝撃的な秘密を通して、男女の極限の愛を描いている。

 15年前に自分をレイプした男性と奇妙な夫婦生活を送る主人公・かなこを演じた真木は「どういう言葉を掛けてほしかったとか、どんな音楽を聞いて励まされたかとか、被害に遭われた方の本や資料を読みました。あと原作に書かれている心情も読みながら、現場に立ったときに、かなことしてどう感じるのかをベースにしました」と入魂の役づくりを語る。

 撮影中は、常に役に引っ張られていたといい、「役づくりではなくて本当に痩せてしまって。固形物を見ると吐くという状態になるくらいハードで大変だったな」と苦笑いしながら壮絶な撮影現場の様子を明かした真木。中でも井浦新演じる元夫からDVを受けるシーンの撮影では「現場では大丈夫だったけど、ホテルに戻って『DVを受けたらこういう感じなんだ』って魂が抜けたようになって」とかなりショックを受けていた様子。「木村カエラちゃんの明るい曲をバンバン流して、無理にテンションを上げて真木よう子に戻る作業をしました。そういうのは初めてでした」と体当たりの連続だった撮影を振り返っていた。(取材・文:中村好伸)

映画『さよなら渓谷』は6月22日より全国公開

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