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日本初の市民ホール融合型シネコン誕生!

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市民ホール融合型シネコン「こうのすシネマ」の全貌が明らかに!
市民ホール融合型シネコン「こうのすシネマ」の全貌が明らかに!

 日本初となる市民ホール融合型シネマコンプレックス「こうのすシネマ」のオープニング内覧会が3日、埼玉県鴻巣市にある同所で行われ、その全貌が明らかになった。

「こうのすシネマ」の全貌公開!フォトギャラリー

 「こうのすシネマ」は映画を上映する七つのシアターに加え、コンサートや講演会などを開催できる二つの市民ホール(そのうちの一つは映画館と市民ホール兼用劇場)を合わせた九つのスペースを有する。映画上映が可能な八つのスクリーンは全てデジタル対応(うち3スクリーンは3D上映可)となっており、従来の新作上映に加え、鴻巣市民がセレクトした映画特集、名作を多数上映する「キネ旬映画祭」なども行う予定だ。

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 もともとこの場所では、千葉興行株式会社の「シネマックス鴻巣」が営業していたが、2011年3月11日の東日本大震災の影響で営業を停止。賃貸借契約の関係で同年12月に閉館となっていた。その後、この施設を鴻巣市が取得し、株式会社ティ・ジョイが運営を行う形でこのたび再建されることになった。

 ティ・ジョイの岡田裕介社長は「市のお金でシネコンを運営するのは全国初のケース。市の税金を使いっぱなしにするのではなく、収益を上げて、そこから税金を取ればいい。それで経済効果を上げられれば」とコメント。「まずは年間3億円を超えたい。それからちょっとずつ増やしていければ」と目標を語った。

 また、この日の会場には、郊外都市のシネコンオープニングイベントには珍しく、洋邦メジャーを含めた大手映画会社の役員クラスが多数来場。客席を見渡した岡田社長は「(鴻巣市民の鑑賞料金が割引になる)市民カードを作って、市民の皆さんにサービスをしたい。そこ(割引分)は配給の負担としてよろしくお願いします」と呼び掛け笑いを誘った。

 待望の映画館誕生に原口和久市長は、「東日本大震災から2年4か月ほどたって、多くの市民の皆さんから再開してほしいとご要望をいただきました。市民の皆さんに感動、勇気を与えられる、そんな映画館を目指したいなと思っております」と晴れ晴れとした表情を見せた。(取材・文:壬生智裕)

シネコン「こうのすシネマ」は7月5日オープン

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