カルト映画『ジェイコブス・ラダー』のリメイクが始動!
1990年にエイドリアン・ライン監督、主演ティム・ロビンスで製作されたカルトファンの多い作品『ジェイコブス・ラダー』がリメイクされることが明らかになった。The Hollywood Reporterや複数のメディアが伝えた。
ティム・ロビンス主演の名作『ショーシャンクの空に』写真ギャラリー
これは、映画『THE GREY 凍える太陽』のプロデューサー、ミッキー・リデルの製作会社LDエンターテインメントが資金を出して製作する予定の作品で、脚本は映画『ミッドナイト・ミート・トレイン』(日本未公開)を執筆したジェフ・ブーラーが、これまで映画『ヒッチャー』のジェイク・ウェイド・ウォールが手掛けてきた脚本を改稿するようだ。
オリジナルの作品のストーリーは、1971年、ベトナム戦争中のベトナムで、突如敵兵の攻撃を受け、腹部を刺されたジェイコブ・シンガーは、次の瞬間ニューヨークの地下鉄内で目を覚ます。普段は郵便局員として恋人と共に普通の生活を送っているが、徐々に彼の周りで奇妙な出来事が起こり始め、夢と現実の区別がつかなくなっていくというサイコスリラー。
プロデューサーによると、リメイクはあくまでオリジナル作品に敬意を示しす形で、そのままリメイクすることはないと明かしている。今のところ監督を探している段階で、監督が決定すれば本格的に始動しそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)