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『モンスターズ・ユニバーシティ』が首位キープ!サンドラ・ブロック新作も健闘 -7月1日版

全米ボックスオフィス考

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「引き続き俺様の怖さが全米を席巻しているぜ!」 -映画『モンスターズ・ユニバーシティ』より
「引き続き俺様の怖さが全米を席巻しているぜ!」 -映画『モンスターズ・ユニバーシティ』より - (C) Disney / Pixar.All rights reserved.

 ディズニー / ピクサーの新作映画『モンスターズ・ユニバーシティ』が、大型公開となった新作2本を押さえて2週連続トップをキープした。44.7パーセント興収減とはいえ、4,561万ドル(約45億6,100万円)をたたき出し、封切りから10日で1億7,043万ドル(約170億4,300万円)を記録。興収が3億ドル(約300億円)を超える可能性が出てきた。(1ドル100円計算)

2週連続トップの映画『モンスターズ・ユニバーシティ』写真ギャラリー

 トップ争いで首位のモンスターたちを相手に健闘したのは、第2位のサンドラ・ブロック新作コメディー映画『ザ・ヒート(原題) / The Heat』で、興収3,912万ドル(約39億1,200万円)。映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』以来、人気上昇中のコメディー女優メリッサ・マッカーシーとサンドラの名コンビぶりが話題となっており、デビュー週末興収は歴代サンドラ出演映画の中で最高記録。観客調査で女性客が65パーセントだったことを考えると2週目以降も口コミでのPR効果が期待され、ロングヒットの可能性を秘めている。
                                         
 第3位は、先週の第2位から転落してしまった映画『ワールド・ウォーZ』で2,977万ドル(約29億7,700万円)。歴代のブラピ主演作で興収トップだった映画『Mr.&Mrs. スミス』の記録を更新する見込みだ。

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 初登場第4位だったのは、興収2,485万ドル(約24億8,500万円)のアクション映画『ホワイトハウス・ダウン』。アメリカでは、非常に似通ったタイプの映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』が3月に公開されたばかりで、これでは、いくら人気のチャニング・テイタムジェイミー・フォックス主演の新作でも、苦戦を強いられて当たり前だといわれている。

 今週末も豪華な封切り作品が待機中。映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』のシリーズ第2弾となるアニメ映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』と、ジョニー・デップ主演のアクション映画『ローン・レンジャー』は、かなりの強敵。果たしてモンスターたちは、王座を守り抜くことができるのか……!? (ロス取材・文:明美・トスト / Akemi Tosto)

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