実写版『るろうに剣心』続編2部作、連続公開で完結!藤原竜也が“宿敵”志々雄真実に!
佐藤健主演で和月伸宏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』の続編製作が決定し、2014年夏に2部作を連続公開して、完結を迎えることが明らかになった。さらに、主人公・緋村剣心の後継者でありながら、のちに最大の敵となる志々雄真実に、佐藤とは初共演の藤原竜也が扮(ふん)することが発表された。
昨年8月に公開され、興行収入30億円を超える大ヒットを記録した前作に続き、原作ファンの間でも人気の高い「京都編」をベースにした今作では、主演の佐藤をはじめ、武井咲、蒼井優、青木崇高、江口洋介らが再出演。また、藤原演じる志々雄のほか、その部下で剣心に匹敵する天賦の剣才・瀬田宗次郎や、仲間の因縁を晴らすため剣心を狙う四乃森蒼紫など、人気キャラクターが登場するという。
剣心役の佐藤は「もう一度剣心を演じることができる幸せと、さらなる大きなハードルを越えなければいけないプレッシャーを感じ、気が引き締まる思いです」と心境を告白。「せっかくやらせていただけるのなら、前作を超えるものを作らないと意味がないし、原作ファンの方にも納得していただけるものを作れないと、この映画を撮る資格がないと思います。とにかく監督を信じ、原作の魂をくんで丁寧に剣心を演じ、そして前作を超えるスケールアップしたアクションに挑戦したい」と決意を新たにした。
対する藤原は「自分も剣心世代として子どもの頃、アニメを通じて観ていましたが、今回まさか志々雄役のオファーを頂くなんて思ってもいませんでした。原作の中でも最も人気のあるキャラクターだと思いますし、演じさせていただくにあたり、もちろんいろんな意見があると思いますが一生懸命取り組みたいと思います。『藁の楯 わらのたて』に引き続き悪役を楽しみ、全う出来れば」と意気込みを語った。
また、前作に引き続きメガホンを取る大友啓史監督は「志々雄だけではなく、蒼紫や宗次郎など、敵が巨大で魅力的であればあるほどヒーローは際立つ。今回も敵をきちんと丁寧に描くことが大事だと思いますし、そのための魅力的なキャスティングにもご期待ください」とコメント。「完結編ということで、誰にもできないことをやってしまった! というくらいのことをきちんと僕らなりにやって“伝説の最期”を作り上げます!」と力強く語った。(編集部・中山雄一朗)
映画『るろうに剣心 京都大火編』(前編)、『るろうに剣心 伝説の最期編』(後編)は2014年夏、2部作連続公開