マイケル・ジャクソンさんがドクター役の最有力候補だった…「ドクター・フー」映画化で
1963年以来続いているイギリスの長寿SFテレビシリーズ「ドクター・フー」にかつて劇場映画版の製作話が持ち上がったことがあり、ドクター役の最有力候補に挙がっていたのが、マイケル・ジャクソンさんだったことが判明した。
チャールズ・ノートンが、「ドクター・フー」映画化企画の裏事情を明かした著書「ナウ・オン・ザ・ビッグ・スクリーン:ザ・アンオフィシャル・アンド・アンオーソライズド・ガイド・トゥ・ドクター・フー・アット・ザ・シネマ(原題) / Now On The Big Screen: The Unofficial And Unauthorised Guide To Doctor Who At The Cinema」によれば、1980年代に映画化企画を進めていたパラマウント映画は、マイケルさんをドクター役の最有力候補に考えていたとのこと。また、第二候補として、コメディー俳優ビル・コスビーの名が挙がっていたそう。
ドクター役には、初代のウィリアム・ハートネルから、11代目のマット・スミスまで、これまで11人の俳優たちが演じてきた。1980年代、マイケルさんがショービズ界を代表するビッグネームだったことを考えると、ギャラは相当な額になっていただろうとのことだ。
「ドクター・フー」映画化の可能性については、度々言及されているものの、いまだに具体的には実を結んでいない。(鯨岡孝子)