元俳優・黒田勇樹の初監督作、はるかぜちゃんが主演に
元俳優・黒田勇樹の初監督作で、「はるかぜちゃん」の愛称で知られる子役・春名風花が主演を務めることが明らかになった。2010年に俳優業を引退してからも、ハイパーメディアフリーターとしてインターネット上で活躍し、近年は結婚、離婚と世間を騒がせている黒田と、12歳ながらツイッターを駆使する春名というインターネット界の風雲児がタッグを組む。
黒田の初監督・脚本作は、自身が講師を務める「演劇ワークショップ FreeAct」の生徒と豪華ゲストによって製作される映画『黒田勇樹殺人事件』と『ロングロングロングホリデイ』の2作品。春名は『ロングロングロングホリデイ』に主演する。劇場公開と同時に、DVD販売、ウェブ配信も行う予定で、ネット世代の情報流通速度に合わせた新しい試みの作品となる。
黒田は子役としてデビューし、テレビドラマ「人間・失格 たとえばぼくが死んだら」「ひとつ屋根の下2」などに出演。俳優引退後もネット上で活動を続け、2012年7月には歌手の中村瑠衣と結婚するが、妻へのドメスティックバイオレンスが報じられたことで、初監督作となる予定だった『メンタルヒーローJ1』の製作を断念していた。なお、黒田と中村は今年5月に離婚している。(編集部・市川遥)