長澤まさみ、外国映画初出演!ジョン・ウー監督作品に大抜てき
女優の長澤まさみが、中国映画『太平輪(原題)』に出演することが明らかになった。映画『レッドクリフ』のジョン・ウー監督がメガホンを取る本作には、金城武、チャン・ツィイー、ソン・ヘギョといった日中韓を代表する俳優陣が出演。これが外国映画初出演となる長澤は、今月中旬~下旬より撮影に参加する。
同作は、国共内戦の真っただ中にあった1949年、上海から台湾に向かっていた豪華客船「太平輪」が貨物船と衝突し、沈没した「中国版タイタニック」とも呼ばれる太平輪事件を基にしたラブストーリー。6人の男女の運命が一つの船の上で絡み合うさまを描く。脚本は『ラスト、コーション』のワン・フイリンが手掛けている。
これまで長澤は、日本のコミック「ショコラ」を原作にした台湾の連続ドラマ(今夏放送予定)に出演したことはあったものの、海外の映画作品に出演するのは初めて。だが、同ドラマでは全編中国語での演技に挑戦しており、所属事務所によると、そのことも今回の出演につながったという。
撮影は現地時間6日に始まっており、長澤も今月中旬~下旬より参加し、北京・上海・台湾などの各都市でロケを行う予定。中国では2014年末、翌2015年に全2部作としての公開を予定している。日本公開は未定。
すでに日本で人気女優の地位を確立している長澤にとって、本作はアジアを代表する女優になるための足掛かりとなるはず。長澤が国際派女優として世界に羽ばたく日も遠くはなさそうだ。(編集部・福田麗)