ジョニー・デップ、来日会見で“ジョニーのようにかっこよく生きる秘けつ”を伝授!
昨日息子のジャックくんと娘リリー・ローズちゃん、新恋人のアンバー・ハードを同伴して成田空港に降り立ったジョニー・デップが17日、主演映画『ローン・レンジャー』の来日記者会見を都内で行った。ジョニーのようにかっこよく生きる秘けつについての質問が飛ぶ場面もあり「自分らしくいることとアンクールであれ、そして(周りの声を)無視をすることの2つかな」と気さくに答えていた。
「27年間くらいホームレスみたいな格好」と本人が例えるジョニー・デップ写真ギャラリー
本作では白塗りのメイクで復讐(ふくしゅう)に燃える悪霊ハンター、トントにふんしているジョニー。これまでにも映画『エド・ウッド』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウなど個性的なキャラクターを演じ人気を博してきたが、「組織の中にいる人よりは、外にはみ出したアウトサイダー的な人間に興味を持つんだ」と説明。
トントについても「子どもの頃からテレビシリーズのファンで、僕は観ていてトントの方に興味があったんだ。なぜローン・レンジャーの補助でしかないのかって。それで、今回は彼を引き出すチャンスだと思った。今までにないことができると思ったし、トントはキャラクターとして作るのがとても楽しかった」と再び個性的なキャラクターに挑んだ理由を明かした。
映画俳優としてユニークなキャラクターを演じられる現状について、共演のアーミー・ハマーが言った「こんなことをやってお金がもらえるんだよね」という言葉を挙げて、「それが僕の気持ちを一番表していた。演じていて楽しいし、突拍子もなくて、何をやるのか、言うのか、わからなくて本当に楽しかった」と好きな役柄に挑戦できることに感謝も。
そして、ジョニーのようにかっこよく生きるためのアドバイスを求められた場面では、「かっこよくなるためには、かっこ悪くする。クールになるためにはアンクールであれと思う」と指摘。「僕は27年間くらいホームレスみたいな格好をしているので、どう答えていかわらないけど」と謙遜しつつ、「世間体とか、皆さんが僕についてどう思うとか、ニュースでもいろいろなことが言われているけど、そういうことは無視するようにしている。自分らしくいることとアンクールであれ、そして無視をすることの2つかな」と周囲の評判を気にせず自分らしく生きろとアドバイスした。
同作は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジョニーとゴア・ヴァービンスキー監督ら主要スタッフが再びタッグを組んだアクション・アドベンチャー。テレビドラマや映画で何度も映像化された人気西部劇を基に、悪霊ハンターと正義のヒーローのコンビが巨悪に立ち向かう姿を描く。会見には相棒ローン・レンジャーを演じたアーミーとゴア監督、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーも出席した。(中村好伸)
映画『ローン・レンジャー』は8月2日より全国公開