嵐・大野智の恋人役に木村文乃 三浦友和・岸本加世子・ミムラが“家族”に
嵐の大野智が主演する24時間テレビ(日本テレビ系)のドラマスペシャル「今日の日はさようなら」に、三浦友和、岸本加世子、ミムラ、木村文乃が出演することが明らかになった。29歳の若さで突然ガンに侵される青年・耕太(大野)の生きざまをつづる本作で、家族同然の耕太の恋人・絵津子を木村、耕太を支え共に闘う両親を三浦と岸本、姉をミムラが演じる。
岸本以外のメンバーは「24時間テレビ」のドラマスペシャル初出演。大野も同初主演となり、三浦が「大野くんがこの忙しいスケジュールの中、ものすごい頑張りを見せていて、放っておいても痩せそうなのに、なおかつ、食事制限までしていてその頑張りの部分もぜひ見ていただきたい」と舞台裏を明かす。
病と闘う恋人に寄り添う絵津子役の木村は、「絵津子と同じ境遇を考えると、現実のスピードの速さに心はいつも置いて行かれてしまうんだな、と撮影の度に苦しくなりました」と演じる難しさを語り、「自分なりに役と、そして耕太と向き合いました。大野さんはじめ素敵な共演者の方々に支えられながら、撮影をしています」と現場の雰囲気を伝えた。
「すばらしい台本と共演者の方にめぐまれて幸せにすごすことができました。心に響く作品になっておりますので、ぜひご覧ください」と充実の表情をのぞかせたのは岸本。ミムラは「元気がないときは“闘病モノ”と聞いただけで今はちょっとやめておこうかなと警戒して見ないことがあるのですが、脚本をいただいて見方が変わりました」と新境地を開拓している。
河野英裕プロデューサーが「このドラマは『家族』の物語です。どんな俳優さんでその『家族』を作りあげていただくか、がとても大事なポイントでした。そこに過剰な会話がなくともそこに居るだけで家族の空気が漂う、それが絶対に必要でした。皆さんのたたずまいは、まさに本物の家族でした」と太鼓判を押す同作。悪性リンパ腫による闘病を乗り越えるも再発し、余命宣告を受ける主人公の死までを克明に描く。(編集部・小松芙未)
「24時間テレビ36 愛は地球を救う」(8月24日・25日、日本テレビ系にて放送)のドラマスペシャル「今日の日はさようなら」は8月24日夜9時ごろ放送予定