テイラー・スウィフトと会えるコンテスト 自動投票プログラムの不正で急きょキャンセル
ボストンのラジオ局KISS108が、テイラー・スウィフトに会えるというコンテストを開いたところ、39歳のストーカー的男性が優勝したためキャンセルされたという。
「テイラーの大ファン」コンテストと題された企画は、ファンが同ラジオ局のホームページに、自分がいかにテイラーの大ファンであるかをアピールし、その書き込みへの一般投票で決まるはずだった。
RadarOnline.comによると、優勝した男性は、「僕はテイラーのことを愛してやまない39歳の男で、大人も子どももそんな僕をバカにするけど気にしない。気持ちは22歳だ」とアピールし、テイラーに会って、彼女の髪の匂いをかぐのが生涯の夢だったとも書き込んだという。
この男性を優勝させたら面白いだろうと考えた誰かが、アメリカで人気の掲示板4チャンネルとredditを使い、自動投票プログラムでこの男性に毎日大量の票を投じたらしい。投票結果は操作されたものだったため、コンテストは取りやめになったとのこと。
テイラーは過去にもredditによってコンテストを操作されたことがある。その時は、テイラーにライブを行ってほしい学校のコンテストで、ろうあ学校への票が操作され優勝。聴覚障害者に歌を聞かせようというイタズラだったらしい。
票が操作されたため、ろうあ学校は失格となったが、テイラーは学校に1万ドル(約100万円)を寄付。同じ額をほかの2スポンサーも寄付したほか、VH1も1万ドル分の楽器を同校に寄付している。また、聴覚障害はあれど、生徒たちはライブミュージックを楽しむことができると学校長がコメントしたこともあり、全生徒にコンサートチケットもプレゼントされている。(1ドル100円計算)(澤田理沙)