ももクロライブ、日産スタジアムで6万人が熱狂!布袋寅泰も登場でモノノフ宣言!
女性アイドルグループももいろクローバーZ(百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れに、有安杏果)が4日、日産スタジアムでライブ「ももクロ夏のバカ騒ぎ WORLD SUMMER DIVE 2013」を開催し、会場に集まった約6万人のモノノフ(ももクロファン)を熱狂の渦に巻き込んだ。
日産スタジアムということで、ライブのオープニングはオリンピックの開会式をイメージ。ロケットマンの着陸やマーチングバンドの演奏、聖火台への聖火の点火など、「アイドル、スポーツ、音楽の融合」をモチーフとしたライブは華々しく幕を開けた。
会場には、ももクロに楽曲を提供したギタリストの布袋寅泰が登場。大盛り上がりの観客に向け、ももクロと「PUSH」「サラバ、愛しき悲しみたちよ」「バンビーナ」など3曲のコラボを披露した布袋は、「リハーサルをずっと拝見していて、本当に素晴らしくて。あなたたち(ももクロ)のライブに感動しました。すっかりモノノフになってしまいました」と感銘を受けた様子だった。
さらにこの日は猫ひろしも登場。「オリンピックを目指すために国籍を変え、カンボジア人になりました。今は外タレ。ボン・ジョヴィと同じと思っていただければ」と切り出した猫は、日本を元気にしたいという、ももクロの心意気に感銘を受けたといい、「ももクロちゃんが歌を歌っている間。僕は日産スタジアムの外周を、フルマラソンの42.195キロ走ります!」と宣言。その言葉通り、ライブ中も黙々と走り続けた猫は、約3時間13分のタイムで完走。メンバー、観客たちから祝福を受けていた。
また、この日は恒例のサプライズ発表用意され、夕焼け空が広がったころに歌手の松崎しげるが登場。「12月23日、今年の『ももいろクリスマス2013』は所沢の西武ドームでやるよ」と発表した。真冬の所沢といえば、12月の平均気温が6.1度。12月の最低気温は-4.1度を記録する場所。冬のライブはまさに寒さとの戦いとなり、高城が「やるしかないでしょ。わたしたちに不可能なんてないんだよ。全員寒さなんて感じないから大丈夫」と拳を握りしめると、メンバーたちから「一番寒がりじゃん」とツッコみを受けて、会場を笑いに包んだ。
その後も、武井壮と百田との短距離走対決。北沢豪、藤田俊哉ら元サッカー日本代表チームとももクロメンバーのサッカー対決(松木安太郎の解説付き)など、スポーツをイメージしたユニークなステージをイベントが次々と開催。トータルで4時間以上にもおよぶステージは大盛り上がりのうちに幕を閉じた。(取材・文:壬生智裕)