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「仮面ライダー」プロデューサー平山亨さん死去 享年84歳

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 「仮面ライダー」シリーズをはじめ数々の人気特撮番組を生み出した、元東映プロデューサーの平山亨さんが31日、心不全のため埼玉県内の病院で死去した。84歳だった。

 東映株式会社の発表によると、平山さんは7月31日午後11時24分、埼玉県狭山市内の病院で息を引き取ったという。通夜・告別式は近親者のみで執り行い、後日しのぶ会を開く予定。喪主は次男の満氏が務める。

 平山さんは、1954年、東映に入社。助監督として活躍し、「銭形平次捕物控」で監督に昇任、その後1965年にテレビ部へ異動した。同部署でプロデューサーとして手腕をふるい、「仮面の忍者 赤影」「ジャイアントロボ」「柔道一直線」など人気番組に携わった。

 1971年には「仮面ライダー」が大ヒット。現在まで人気が続く「ライダー」シリーズの生みの親の一人として、ファンの間でも知られている。その後も「ライダー」はもちろん、「イナズマン」「アクマイザー3」「秘密戦隊ゴレンジャー」「快傑ズバット」など大ヒット作をプロデュース。定年退職後も、1989年3月まで、嘱託プロデューサーとして同社に勤務した。(編集部・入倉功一)

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