阿部サダヲが全国のシネコンとコラボ!渾身の謝罪映像が完成!
映画『舞妓 Haaaan!!!』『なくもんか』の宮藤官九郎(脚本)、阿部サダヲ(主演)、水田伸生(監督)の最新作『謝罪の王様』が全国のシネコン7社とコラボレーションしたオリジナル映像で、阿部が映画さながらの熱演を披露していることがわかった。
この映像は、本作で阿部が扮(ふん)する、謝罪をなりわいとする東京謝罪センター所長の黒島譲が、各シネコンから依頼を受けたという裏設定のもと、それぞれの劇場に開設された「謝罪センター」の所長として、劇場スタッフになり代わり、映画館を訪れた観客に向け、さまざまな謝罪を披露するというもの。
「お暑い中、ご足労いただいて、大変申し訳ございません!」「混んでいたら、ごめんなさい!」「パンフレットまでお買い上げいただき、大変申し訳ございません!」など、各シネコンごとに内容も変化。阿部が多種多様な謝罪を繰り広げるこの映像は、今年7月中旬、2日間にわたって撮影されたそう。スタッフによると、今年1月のクランクアップ以来、久々におかっぱ頭のカツラを着けたからか、阿部は終始ハイテンションのまま、次々にアドリブをさく裂させていたのだそう。
撮影中はスタッフ全員が笑いをこらえるのに必死だったという通り、阿部のコミカルな謝罪っぷりが爆笑必至の映像は、全国7社のシネコン(TOHOシネマズ、イオンシネマ、MOVIX、ユナイテッド・シネマグループ、T・ジョイ、109シネマズ、シネマサンシャイン)の劇場ロビーに設置された大型モニターで流れる予定。大混雑となる夏休みの映画館で、イライラの解消役を果たしてくれるのではないだろうか。
本作は、阿部が演じる東京謝罪センター所長・黒島が個性的な依頼人から舞い込むさまざまな問題を、謝罪のテクニックを駆使して解決していく様子を描く。黒島にトラブルを解決してもらったことから助手となるヒロイン・倉持典子に井上真央が扮(ふん)するほか、竹野内豊、岡田将生、尾野真千子、荒川良々、濱田岳、高橋克実、松雪泰子ら豪華で個性的な面々がコメディーの才能を存分に発揮している。(編集部・森田真帆)
映画『謝罪の王様』は9月28日全国公開