『スター・トレック』一行、毛利衛さんと対面!J・J・エイブラムスも感激!
14日、映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の来日イベントが宇宙飛行士の毛利衛さんが館長を務める日本科学未来館で行われ、スポック役のザカリー・クイント、科学者キャロル・マーカス役のアリス・イヴ、製作のブライアン・バーク、そしてメガホンを取ったJ・J・エイブラムス監督が出席。一行は毛利さんと対面し、同じ“宇宙”という夢を持つ者同士熱い握手を交わした。
イベントには多くの報道陣のほかファンも参加し、一行はテレビの取材に応じたり、ファンサービスを行った後、ステージイベントで毛利さんと対面。J・Jと毛利さんがプレゼント交換を行ったほか、同館のシンボルともいえる有機ELパネルを使った球体の地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」を操作するなどイベントを満喫した。
会場は「ジオ・コスモス」に地球が写し出されるなど宇宙空間さながらの演出がなされ、毛利さんは『スタトレ』一行ひとりひとりと握手を交わすと、「わたくしたちが皆さんと一緒に宇宙に来た気がします。『スター・トレック』の皆さんに感謝します」とにこやかに歓迎。実際に宇宙を体験した立場から本作について、「今回は今までの作品とは違って地球が舞台で、監督がなおかつ心の問題も大切に扱っていると聞きました。わたしたちが未来館で目指している『宇宙から見た輝く地球の姿を多くの人と共有したい』という気持ちをうまく表現できているかなと思います」と讃辞を送った。
一方、J・Jも日本のファンの声援や毛利さんの歓迎に「アリガトウゴザイマス」と日本語で感謝するなど上機嫌。「(ジオ・コスモスで)惑星をいじったり動かしたりできて楽しかったです。ぜひともこの映画を観てください。日本大好きです。また戻ってきます」と語り会場を後にした。
映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は前作に引き続いてJ・J・エイブラムスが監督を務めたSFアクション大作の続編。謎の男ジョン・ハリソン(ベネディクト・カンバーバッチ)によって混乱にさらされる地球の命運と、カーク船長率いるUSSエンタープライズ最大の危機を描く。(中村好伸)
映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は8月23日より全国公開(16日~18日 お盆先行公開)