松山ケンイチ&吉永小百合、手塚治虫「ブッダ」映画化第2弾で初共演!
俳優の松山ケンイチが、手塚治虫の代表作の一つ「ブッダ」を全3部作でアニメ映画化するシリーズ第2弾『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』で、盗賊タッタの声を務めることが決定し、前作から続投する吉永小百合と初共演を果たすことが明らかになった。
松山は手塚作品の大ファンで、特に母と姉を殺され復讐(ふくしゅう)に燃えるタッタに思い入れがあり、この役を演じたいと第1作公開前からラブコールを送っていたという。一方、制作側も「松山さんならタッタの難しいキャラクターを演じきってくれるだろう」と今回の起用を決めた。
この決定に、松山は「ブッダはとても大好きな作品で、特に思い入れがあるタッタをやらせていただけることはとても光栄に思っています」と喜びを表現。かつては動物に乗り移るという特殊能力を持っていたが、大人になり純真な心を失うと同時に能力までも失ってしまったタッタを演じるにあたって、「人間のさがに翻弄(ほんろう)される大人になったタッタをしっかりと演じきりたいと思っています」と熱い意気込みを語った。
また、のちにブッダとなるシッダールタの行く末を天上人として見守るマーヤー天の声を演じる吉永は、「手塚治虫さんの大ファンのわたしはパート2が作られるのは大変うれしいです。ブッダの母の声で作品をよりわかりやすく観ていただけるよう努めます。楽しみです」とコメントを寄せた。
映画『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』は、仏教の開祖シッダールタの生涯を描いた手塚治虫のコミック「ブッダ」のアニメ映画化作品。3部作の第2部となる本作は、何不自由のない王子という身分を捨てたシッダールタと行く先々で出会った人々との物語が壮大なスケールで展開。吉永のほか、シッダールタ役の吉岡秀隆、シャカ国の王・スッドーダナ王役の観世清和、シッダールタがかつて愛したミゲーラ役の水樹奈々が続投する。(編集部・中山雄一朗)
映画『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』は2014年2月8日より全国公開