新スーパーマン、ヘンリー・カヴィルが来日!1,500人のファンが熱狂!
スーパーマン誕生までの物語を、クリストファー・ノーラン製作、ザック・スナイダー監督で描く映画『マン・オブ・スティール』のジャパンプレミアが都内で行われ、来日中の新スーパーマンことヘンリー・カヴィルがレッドカーペットに登場した。この日はスナイダー監督に製作のチャールズ・ローブンとデボラ・スナイダーも出席した。
会場に集まったおよそ1,500人のファンを前にしたヘンリーは、笑顔で手を振りながら、「東京に来ることができて、本当に光栄に思います」とコメント。「75年の歴史があるスーパーマンのオリジンとなる話。その起源を語る作品に出演できたことをとても光栄に思いますし、俳優として謙虚に受け止めています」と作品への思いを明かした。
またヘンリーは、スーパーマン役を射止めたことについて「俳優というのは、たいていのオーディションで、99パーセント『ノー』と言われるのですが、今回スナイダー監督の答えは『イエス』だった」と感慨深げ。あまりの大役に当初は実感がわかなかったというが「24時間くらい掛かって、ようやく、ああ、これは夢ではないんだと実感できた」と振り返った。
一方スナイダー監督の妻でプロデューサーのデボラは、新たなスーパーマン役を決めるまでに「世界中を探し回った」と告白。その上で、ヘンリーについて「人柄からしてスーパーマンに必要な資質を持っていた。それに何といってもハンサムでしょ」と笑顔を見せた。
また本作に続いて、2015年に公開予定の「スーパーマン」と「バットマン」の初共演映画でメガホンを取ることも決まっているスナイダー監督は、再びスーパーマンを扱った本作を手掛けることに「人々によく知られた作品。それに見合う映画に仕上げられるか心配で、とてもナーバスになったよ」と笑顔でコメント。また「僕は日本のアニメからすごく影響を受けたんです。この作品を観てもらえれば、きっとそれがわかると思います」と親日家な一面も見せていた。その後ヘンリーたちは、レッドカーペット上でファンからの握手や撮影、サインの求めにも気軽に応じ、精いっぱいのファンサービスを披露。大きな声援を受けながら会場を後にした。(取材・文 名鹿祥史)
映画『マン・オブ・スティール』は8月30日より新宿ピカデリーほかで全国公開