時空ジャーナリストが大発表!2013年流行語大賞は「今でしょ!」「じぇじぇじぇ」でもなく…!?
公開が来週末に迫った『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』の特別試写会が25日に行われ、本作の主役である沢嶋雄一(要潤)が出席。未来から来た時空ジャーナリストである沢嶋はどこよりも早く「2013年流行語大賞」を大発表し、その意外な答えに会場は沸き返った。
『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』フォトギャラリー
この日のイベントはタイムワープ技術を駆使して人々の営みを記録・保管する沢嶋属するタイムスクープ社が行う入社式として実施され、会場には公式サイトの募集に応え難関試験を突破した“新入社員”が多数集まった。
お馴染みのコスチュームに身を包んだ沢嶋は、後輩の新人ジャーナリスト・細野ヒカリ(夏帆)を従え登場。「教科書には載らない名もなき人々」を取材する、自身所属の第二調査部の仕事内容を新入社員たちに説明し、「小さな存在かもしれないけど、そういう人たちがいるから歴史が作られている」と自らの歴史観、仕事への誇りを熱く語った。
新入社員たちがそんな先輩に熱っぽい反応を返すと、沢嶋もこれに気をよくしたか、サービス精神も相まり「歴史が変わる可能性があるので決して外には言及しないでください」と社外秘にすることを条件に、年末に発表される「2013年流行語大賞」をいち早くここで明らかにすることに。しかも1つだけではなく、ベスト5からランキング形式で明らかにしていくサービスぶりだ。
まず第5位は、大本命と思われたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」からの「じぇじぇじぇ」。「弊社も大変お世話になっています」と沢嶋が補足を入れると会場からは笑いが起こる。そこから第4位:「今でしょ!」、第3位:「アベノミクス」と進み、第2位が「タイムスクープハンター」と発表されると会場からは大きな拍手が沸き起こる。
はたして1位は……と会場が固唾をのんで見守る中、沢嶋がフリップのシールを剥がすとそこには「要潤」の2文字が。沢嶋は半笑いになりながらもクールさは保ちつつ、「よく“似てる”と言われる」「会ったことはないけど気さくないい人」と要について語り、「歴史が変わってしまうので決して他には言わないでください」と再び新入社員たちに呼び掛け、入社式を締めくくった。
またイベント第2部には本作の中尾浩之監督が登場し、「面白くなかったら面白くなるまで観てください(笑)」という前代未聞のアピールで、こちらも笑いを呼んでいた。(取材・文:長谷川亮)
『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』は8月31日より新宿ピカデリーほかにて全国公開