松竹芸能、自転車泥棒芸人との契約を解除 過去の窃盗が発覚
松竹芸能は23日、7月9日に窃盗容疑で逮捕されたタレントの兼島ダンシング(本名:兼島信茂)との専属契約解除を発表した。
同社は同日、オフィシャルサイトで兼島ダンシングとの専属契約解除を発表。兼島は弁護士を通じて過去に同様の罪で罰せられていたことを明かしたといい、同社は「弊社としては、所属タレントが刑事事件で罰則を受けていた事、またその事実を所属事務所である弊社へ兼島本人が報告をしなかった事を重く受け止め、本日付で兼島ダンシングの専属契約を解除することといたしました」と説明した。
すでに兼島は窃盗容疑で逮捕された7月9日から活動を停止している。同社は契約解除に際して「この度は世間をお騒がせいたしまして申し訳ありませんでした。関係者の皆様、また被害を受けられた方には深くお詫びを申し上げます」と改めて謝罪している。
兼島ダンシングは、他人の高級自転車を無断でネットオークションに出品し、その落札後に自転車を盗んだとして逮捕。お笑い芸人が窃盗で逮捕されたこと、そしてその手口が大胆だったことから各メディアで大きく取り上げられた。(編集部・福田麗)