「東京トイボックス」がテレビドラマ化!要潤が熱血ゲームクリエイターに!
ゲーム業界を舞台に、ものづくりに懸ける人々の情熱を描いた人気漫画「東京トイボックス」がテレビドラマ化され、10月5日よりテレビ東京系で放送されることが明らかになった。主人公の破天荒なゲームクリエイター・天川太陽を要潤が演じ、AAA・宇野実彩子が月山星乃役で連ドラヒロインに初挑戦。「純情きらり」などの福士誠治が敵役・仙水伊鶴にふんする。
原作は2012年マンガ大賞で2位に輝いたうめの漫画「大東京トイボックス」の前日譚(たん)である「東京トイボックス」。面白いゲームを作ることしかないゲームクリエイターの天川太陽と彼が社長を務めるゲーム会社「スタジオG3」の面々、そしてそこに出向してきた大手銀行のキャリアOL・月山星乃の、ゲームへの情熱を描いた熱血群像ドラマだ。
主演を務める要は「大人になったらゲームってやらなくなるもんだと思っていました。と、原作者のうめさんの言葉にあるように、僕自身もそう思っていました。しかし、ゲームは時代とともに進化し、大人になっても楽しめるコンテンツも多く、僕自身もゲームに時間を費やすことは現在も少なくありません」とコメント。「ゲーム制作に妥協なきエネルギーを注ぐ主人公の姿は、現代社会で働く大人に大切な何かを訴えられると思います」と意気込む。
また、原作者・うめは自作の実写化について「漫画のドラマ化ってたくさん見てきましたが、まあ難しいですよね。原作ママでもつまらないし、さりとて改変しすぎるのも? って感じです。そこらへんをどう料理してもらえるのか、今から楽しみにしています」と明かすと「何はともあれ、原作者としては『原作越え』をしていただければ、これに勝る喜びはありません」と期待を寄せた。
テレビドラマ化にあたっては、原作のモデルとなったゲーム会社アクワイアが協力。その他にも実在のゲームソフトが登場するなど、ゲームの開発現場のリアリティーを突き詰めるとのこと。テレビ東京の阿部真士プロデューサーは原作で描かれるゲームの開発現場がドラマの制作現場にも通じるとして、「手を抜く、妥協する、魂を 売る、という甘い誘惑を断ち切り、自分を信じてモノを作る熱い人々のドラマを原作に負けないように制作します!」とコメントしている。共演には北川弘美、石橋蓮司など。(編集部・福田麗)
テレビドラマ「東京トイボックス」は10月5日より毎週土曜日23時55分~24時20分にテレビ東京系にて放送