『風立ちぬ』6週連続1位!動員600万人&興収80億円を突破!
映画週末興行成績
夏休み終了が近づく中、興行通信社が26日に発表した全国映画動員ランキングでは、宮崎駿監督作の『風立ちぬ』が依然として好調、6週連続で1位を獲得した。また『スター・トレック イントゥ・ダークネス』『ガッチャマン』が初登場でベストテン入りを果たした。
『風立ちぬ』は土日2日間で動員23万7,727人、興収3億2,106万450円を記録。公開37日間で累計動員649万6,388人、累計興収80億9,395万2,100円と動員600万人、興収80億円を突破した。2位の『モンスターズ・ユニバーシティ』も好成績をキープ。公開8週目で累計興収80億円を突破している。
海外ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」のベネディクト・カンバーバッチが、冷酷な悪役にふんする人気シリーズ続編『スター・トレック~』は3位初登場。全国693スクリーン公開で、土日2日間成績は動員13万4,262人、興収1億9,713万4,700円となった。IMAXでの鑑賞を待っていたファンも多く、各地のシアターでチケットが完売。IMAXのシェアは13.3パーセントと高い数値を記録している。公開4週目の『映画 謎解きはディナーのあとで』は4位。動員216万4,277人、興収25億1,390万5,850円で動員200万人を突破。続く5位は『ホワイトハウス・ダウン』で同順位をキープした。
松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽ら出演の『ガッチャマン』は6位に初登場。全国307スクリーン公開で、土日2日間成績は動員9万318人、興収1億1,569万7,600円。男女比は58対42。年齢別では40代34.7パーセント、50代21.6パーセント、16~19歳15.6パーセント、30代11.6パーセントと続いた。鑑賞動機としては「キャストが好き」が31.3パーセントとなった。
公開3週目の『ワールド・ウォー Z』は7位。8位の『少年H』の累計動員は92万6,013人、累計興収は10億851万9,550円。9位は『ローン・レンジャー』。10位は『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速(しんそく)のゲノセクト ミュウツー覚醒』で累計動員は275万5,912人、累計興収は28億7,223万9,200円となった。『パシフィック・リム』は11位で惜しくも圏外に落ちた。
今週末は『貞子3D2』『マン・オブ・スティール』『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』『日本の悲劇』『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)