ヒュー・ジャックマン、観光大使に就任!“ばらのまち”広島県福山市からの贈り物に大喜び
日本を舞台にしたハリウッド映画『ウルヴァリン:SAMURAI』の主人公・ウルヴァリンが、同作の撮影が行われた広島県福山市の第1号観光大使に任命されることになり、28日に都内で福山市観光大使委嘱式が行われた。同式にはウルヴァリン役の俳優ヒュー・ジャックマンが出席した。
撮影は、昨年9月に福山市鞆の浦を中心に行われた。同地はスタジオジブリの映画『崖の上のポニョ』の舞台のモデルになったともいわれる風光明媚な土地であり、ヒューは写真付きでツイッターにロケの情報を掲載しただけでなく、現地住民と交流するなど、その土地柄を大層気に入った様子。ウルヴァリンの観光大使就任は、そのことを聞きつけた福山市がオファーしたことで実現した。
同市の羽田あきら市長から観光大使に任命され、ウルヴァリンを演じたヒューは、「これはわたしにとって最も簡単な仕事でしょうね。というのも福山市のことが大好きなので、その町のことを皆さんに伝えることに何の苦労も感じないんです。良いものはみんなに伝えたくなる性質なので、とても楽しい仕事です」と満面の笑みを浮かべた。
また、同市は「ばらのまち」ともいわれるほど、ばらの花で有名。ウルヴァリンの観光大使就任を記念して、ばらの一つに「ウルヴァリン:フクヤマ」と名付けられることになり、そのばらの贈り物を受け取ったヒューは「ファンタスティック、ファンタスティック」と連発。「ウルヴァリンは世界中に福山市のことを伝えます。すでにアメリカでは公開されているので、観た人からは『この美しい町はどこなんだ?』とよく聞かれますよ」と明かすと、「きっとまた、伺います」と再訪を誓っていた。
映画『ウルヴァリン:SAMURAI』は、『X-メン』シリーズでも最も人気の高いキャラクター・ウルヴァリンを主人公にしたシリーズ第2弾。現在来日中のヒューは28日にジャパンプレミアに真田広之らと出席した後、翌29日午前に記者会見を行う予定となっている。(編集部・福田麗)
映画『ウルヴァリン:SAMURAI』は9月13日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開