若手イケメン俳優が勢ぞろい!こだわりの役づくりを明かす
注目の若手イケメン俳優が多数出演することで話題の映画『メサイア-漆黒ノ章-』の先行プレミア舞台あいさつが30日、新宿バルト9で行われ、出演者の浜尾京介、太田基裕、中村龍介、松田綾、小野健斗、玉城裕規、中原裕也、山口ヒロキ監督が登壇した。会場には多くの女性ファンが詰め掛けており、主演の浜尾は「この作品に携われたことを光栄に思います。見どころ満載、夢がいっぱい詰まった作品。たくさんの人に観てもらいたい」と呼び掛けていた。
劇中、過去も国籍もないスパイ、通称“サクラ”の候補生・司馬柊介役を演じた浜尾。感情を表に出さないクールな役どころだったが、「僕自身は感情がすぐに表に出てしまうし、態度にも出てしまう。自分とは全然似ていない役だった」と振り返れば、五条颯真役の太田も自身の役柄について「結構熱い男で、感情を行動であらわにするタイプを演じましたが、僕自身は颯真ほどではない」と自身とのギャップがあったことを明かした。
また松田は、大きい銃を扱うことが初めてだったようで、「いろんなところで銃を構えているので、そこが見どころです」と話しつつ、役柄については「スパイという、生死が隣り合わせの役にとても感慨深いものがあった」とコメント。中村も「人から見た僕のイメージはクールとか恐いとか、そういったものですが、それを逆に演技に出してみようとこだわった」と本作でのこだわりを披露した。
そんな俳優陣に恵まれ、山口監督は「たくさんの映画を観てきたバルト9で自分の映画が流れて感激しています。すてなキャストとスタッフに囲まれ、すごく苛酷な環境だったんですけど、その中で目いっぱい、少しでもクオリティーを上げようと努力して作った作品。細部にまで、みんなのこだわりがある。何度か観ていただくと見えてくるものがあると思います」と作品に込めた思いの一端をのぞかせていた。
映画『メサイア-漆黒ノ章-』は国家間の情報戦で優位に立つべく、日本の救世主として養成されたスパイたちの姿を描くSFアクション。2010年にドラマCDから始まったプロジェクトで、4月に上演された舞台「メサイア-銅ノ章-」と連動して、舞台と同じキャストによる物語が繰り広げられる。(取材・文 名鹿祥史)
映画『メサイア-漆黒ノ章-』は8月31日より新宿バルト9他全国順次公開