小学館ビルの超豪華“ラクガキ”、ネットで公開へ!藤子A、浦沢直樹らが参加
藤子不二雄Aや浦沢直樹をはじめとする漫画家が、取り壊し予定の小学館ビル(東京都千代田区)に描いた“ラクガキ”が、インターネットなどで順次公開されることが明らかになった。30日、小学館が発表した。
オフィシャルサイトに掲載された「今後の小学館ビル・ラクガキについて」と題したお知らせで、“ラクガキ”を画像として保存し、同サイトなどで順次公開していくことを同社は発表。「解体される『小学館ビル』とともに『ラクガキ』もまた、そのままの形での保存はかないませんが、皆さまの記憶に永く残っていくことを願っています」と決断の理由を説明した。
同“ラクガキ”は、「オバQビル」として親しまれていた同ビルが9月で取り壊されることを受け、藤子不二雄Aや浦沢直樹、ゆうきまさみ、島本和彦といった漫画家が同ビル1階の応接ロビーの壁に描いたもの。その試みは大きな話題になり、最終的には100人を超える漫画家が参加したほか、今月24日・25日には一般公開され、8,000人以上が来場した。また、ファンからは「何らかの形で保存してほしい」という声も上がっていた。
現時点では公開日程などは明らかになっていないが、すでに現物を見ることはかなわないため、直接足を運ぶことができなかった人、そしてもう一度見たいと思っていた人には朗報。事実、インターネット上では喜びの声が続々と上がっている。(編集部・福田麗)