『舟を編む』がアカデミー賞日本代表に決定!史上最年少監督作品で5年ぶり受賞&ノミネートを目指す
三浦しをんの同名小説を原作にした映画『舟を編む』が、第86回アカデミー賞外国語映画賞に日本代表作品として出品されることが決定した。同作の石井裕也監督は今年30歳であり、史上最年少での日本代表作品選出となった。
同作は2012年本屋大賞第1位に輝いた三浦しをんの小説を、松田龍平主演で映画化したドラマ作品。辞書作りにいそしむ人々の悲喜こもごもを、10年以上にわたる時間の流れと共に描き出している。共演は宮崎あおい、オダギリジョー、小林薫、加藤剛など。
アカデミー賞外国語映画賞では、第81回に滝田洋二郎監督の映画『おくりびと』が受賞。だがそれ以降、日本映画はノミネートされておらず、『舟を編む』には5年ぶりのノミネート、そして受賞の期待が懸かっている。(編集部・福田麗)
第86回アカデミー賞授賞式は現地時間2014年3月2日、アメリカ・ロサンゼルスにて開催