佐野史郎、映画『鷹の爪』に実写で登場!まさかのレオナルド博士役!
俳優の佐野史郎が、大人気Flashアニメ「秘密結社 鷹の爪」の劇場版第5弾『鷹の爪GO~美しきエリエール消臭プラス~』に、レオナルド博士として実写のまま出演していることが明かされた。佐野は10日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたプレミア先行上映会に、劇中で演じるレオナルド博士のコスプレ姿でサプライズ登場。集まった観客を沸かせた。
『鷹の爪』まさかの佐野史郎がレオナルド博士?フォトギャラリー
佐野へのまさかのオファーについて、監督・脚本を務めるFROGMANは「普通だったら総統役だけど、レオナルド博士だったらおかしいな、笑えるなと思って」と直感を大事にしたとコメント。同作の舞台となる島根県が、佐野の出身地というつながりもあったが、それだけではなく「佐野さんのインテリジェンスや知的な感じと、ただのインテリじゃなくて少し狂気を秘めている感じがレオナルド博士に共通する」とネタだけにはとどまらない理由があったことを明かした。
一方、「インテリジェンスなのかはさておき、」と応えた佐野も「今までいろいろとイッちゃっている感じの役が多かったけど、年齢と共におとなしくなってきていて。ここはまたぶちキレないと、と思っていたのでうれしかったですね」とレオナルド博士役を楽しんでいる様子。「怪獣映画が好きで、博士役をやるとテンション上がるんですよ。この前出演した『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』で総統をやったときに、(「鷹の爪」の)総統を参考にさせていただきました」と本作との共通点も振り返った。
また佐野のコスプレに絡め、「秘密結社 鷹の爪」オール実写化構想まで飛び出したこの日のイベント。キャスティングについてFROGMAN監督は「総統役はあごの感じがジョージ・クルーニーかと思ったけど、クリント・イーストウッドもいい。吉田くん役は美少年で、山田孝之さんとか」と提案。またフィリップ役には照英を推す声が多いと言いながら「ストレートすぎる」と思案していた。
同作は異能の映像作家FROGMANによる人気FLASHアニメシリーズの劇場版第5弾。世界征服を目指すもののパッとしない弱小秘密結社・鷹の爪団のメンバーが、全宇宙侵略をたくらむ悪の帝国と機械生命体の戦いに身を投じる姿を描く。ボイスキャストとして河北麻友子や稲川淳二も参加するほか、この日はタレントのMEGUMIが参加していることも明かされた。(中村好伸)
映画『鷹の爪GO~美しきエリエール消臭プラス~』は9月13日より全国公開