春奈るな、映画初出演!かわいらしいルックスとのギャップを明かす
池端亮の人気ライトノベル「あるゾンビ少女の災難」を実写化した映画『フジミ姫 ~あるゾンビ少女の災難~』の上映イベント舞台あいさつが7日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、逢沢りな、春奈るな、菊井彰子、徳井青空、菱沼康介監督が登壇して、撮影の裏話などを明かした。
ゾンビメイクから始まり、アクション、ドイツ語のセリフと「日々ハプニングばかりだった」と撮影を振り返った逢沢。「非現実的な役柄でどう演じていいかわからなかった。特殊メイクで見た目はゾンビらしいけど、中身は女の子らしい、ほんわかした天然な感じにしようと楽しむことを大事にしてやりました」と役づくりについて述べ、ドイツ語のセリフに関しては「テープを聞いて完コピして覚えました」と笑顔で明かしていた。
また、今作が映画初出演となった春奈は客席から熱心なファンの声援を受けるなど、会場では逢沢と並んで大人気。だが逢沢同様、現場では苦労も多かったといい、撮影では「敬語のセリフが多くて苦労しました。そもそも滑舌が悪くてサ行が言えないんです」と話し、また、「アクションが大変だった。日常でも体を動かすのが苦手で」と女優業の難しさを語った。
どの春奈は映画では毒舌を披露するなど、大胆な役どころに挑戦。「普段は毒舌ではないですが、性格が男らしいとよく言われます。実際、好物はハイボールなんです」と春奈。「わたしにとって女優として初めての作品。たくさんの人に見てほしい」と作品をPRし、逢沢からも「すごくよかったよ。アクションもわたしよりもうまかった」とフォローされ、うれしそうな表情を見せていた。
映画『フジミ姫 ~あるゾンビ少女の災難~』は100年の眠りから目覚めた美少女ゾンビ・ユーフロジーヌ(逢沢)が、彼女に仕える毒舌侍従のアルマ・V(春奈)とともに、大学生に盗まれた大事な赤石を取り戻すべく、残酷な殺りくの旅を始めるというストーリー。(取材・文:名鹿祥史)
映画『フジミ姫 ~あるゾンビ少女の災難』は今冬劇場公開