「Glee」のキャストが初来日！急逝したコーリーはダンスがヘタだったと回想

　人気海外ドラマ「Glee」で華麗なダンスを披露するマイク・チャン役のハリー・シャム・Jrが、同作キャストとして初の公式来日を果たし、11日に都内で会見を行った。会見では、本作の応援団隊長を務める渡辺直美がピッチピチのチアリーダー姿で乱入、ビヨンセやマドンナのバックダンサーとして活躍していたダンスの名手・シャムを前に、ビヨンセの舞を披露した。

渡辺直美、ハリー・シャム・Jrを前にビヨンセダンス！フォトギャラリー

　「Glee」キャストの中から、先陣を切って公式来日したハリーは「飛行機を降りた瞬間、なんてきれいな国なんだ！　って思いましたね。人も親切だし、文化も素晴らしいので、早く街を歩いてみたい」と日本の第一印象を語った。さらに「マイク役はオーディションで勝ち取ったのですが、最初は役がどう発展していくのか、どんなドラマになるのかもわからなかった。それがこんなに大ヒットして、こうして日本に来ることができた。本当に光栄なこと」と改めてドラマへの感謝の気持ちを表した。

　また今年7月、31歳の若さで亡くなった共演者のコーリー・モンテースさんとの思い出にも触れ、「彼とダンスデュオのシーンがあったのですが、コーリーはあまり踊りが得意ではなかった。でも、ダンスがヘタなことを笑いに変えながら、それでも一生懸命がんばっている姿が僕は大好きだった」と回想した。

　そしてシャムの会見が終わろうとしたとき、チアリーダー姿の渡辺が「Glee」でも重要な位置を占める楽曲「ドント・ストップ・ビリーヴィン」に乗って登場。早くも汗だくの渡辺は「毎年応援団をやらせていただき今年で3回目なのですが、まさか『Glee』に出ている方に会えるとは思っていなかった」と感無量の様子。するとシャムは、「あなたが日本のビヨンセと呼ばれていることも知っているよ。ぜひ、ここで踊ってくれないかな」と突然のリクエスト。照れながらも、ここぞとばかりに「Crazy In Love」のダンスを披露し、最後は「ぜひドラマに出演させてほしい」と懇願していた。（取材・文：坂田正樹）

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