「ウルトラマン」がギネス記録!「最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組」として
テレビ番組「ウルトラマン」が、ギネスワールドレコーズにより「最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組」として世界記録に認定された。12日に都内で行われた世界記録認定式には、ウルトラマン、ウルトラマンタロウ、ウルトラマン80、ウルトラマンティガ、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンギンガ、「ウルトラマンギンガ」礼堂ヒカル役の根岸拓哉、ギネスの公式認定員カルロス・マルティネス氏が出席した。
「ウルトラマン」は、1966年7月より放送された円谷プロダクション制作の特撮テレビ番組。その後も「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」など数多くのテレビシリーズを生み出し、最新作「ウルトラマンギンガ」までの27作品が世界記録に認定された。
歴代ウルトラマンに囲まれたヒカル役の根岸は、「たくさんのウルトラの先輩がいる中でこんな17歳の若造がいていいんでしょうか」と恐縮気味。「僕には荷が重い。この話を頂いたのは1週間前ですが、歴代の俳優さんを代表しての出演で、緊張して今日もお昼ごはんが入らなかった」と打ち明けつつ、「このようなセレモニーが行われ、感激しています」と世界記録認定の場に立ち会えた喜びを語った。
これまでのシリーズを「ギンガ以外だとコスモス、ダイナ、ガイアあたりに愛着を感じます。また僕が生まれた年にティガが放送されたのでティガにも縁を感じます」と振り返った根岸。そんなウルトラマンシリーズに自身が携わった感想を「ファンの方が温かい。ウルトラマンは本当に愛されているんだなといつも感じます」と明かしていた。
認定式は現在『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』が公開中のMOVIX亀有で行われ、ウルトラマンたちはギネス認定証と9月12日発売の「ギネス世界記録2014」をマルティネス氏から受け取った。(取材・文:名鹿祥史)
『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』は公開中