尾野真千子、福山雅治ファン公開告白で赤面！
福山雅治が主演を務める映画『そして父になる』のジャパンプレミアが17日、東京国際フォーラムで行われ、福山をはじめ、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー、二宮慶多、横升火玄子、そして是枝裕和監督が出席した。この日は、同作が世界230の国と地域で配給されることも発表され、第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞、ハリウッドリメイクに向けての交渉中とも報じられている本作のさらなる吉報に福山も喜びを語った。
同作は『誰も知らない』などの是枝裕和監督がメガホンを取ったヒューマンドラマ。6年間大切に育ててきた息子が、病院内で取り違えられた他人の子どもとだったと判明した2組の家族を通じ、親子の愛や絆といったテーマを感動的に描いている。
撮影では、是枝監督の演出により子どもたちに台本が渡されていなかったといい、舞台あいさつで福山は「毎日子どもと遊んで帰るような現場で、楽しかったけど台本通りじゃなかったりするので（最初は）心配でした」と当初の不安を告白。一方で「1週間くらいたってからか『子どもたちが向く方に、自分が向いていけばいいんだ』という空気になって、監督に確認したらそれでいいと言われて……そこからですね」と振り返った。
また福山の妻を演じた尾野は、以前から歌手・福山雅治のファンだったことを明かすと、「まさかこういう映画でご一緒できるとは思っていませんでした。（今日は）久々の再会なもので少し緊張しました」と声を上ずらせながら赤面。そこでプライベートで福山と交友のあるリリーが「普段食事をしているときはわからないけど、改めて、素晴らしいと思いました」と役者としての福山称えながら声を上ずらせ「俺もオノマチみたい」と付け加えると、会場は笑いに包まれた。（中村好伸）
映画『そして父になる』は9月28日より全国公開（9月24日～27日先行公開）