大野智「鍵のかかった部屋」SP版、2014年放送決定!
嵐・大野智主演の月9ドラマ「鍵のかかった部屋」がスペシャルドラマ化され、2014年にフジテレビ系で放送されることが決まった。全エピソードで密室事件を扱った“密室パズルミステリー”として話題を呼んだ同ドラマ。大野は「撮影はこれからですが、今回はどんな強敵が現れるのか、そしてどんなトリックが待ち構えているのかワクワクします! 約1年ぶりの密室事件、しっかりと謎が解けるよう、必死で台詞を覚えます(笑)」と意気込んでいる。
「悪の教典」などの人気作家・貴志祐介の同名小説を原作に、2012年4月クールで放送された本ドラマ。セキュリティーを知り尽くした奇才の防犯オタク・榎本(大野)が、真面目すぎる弁護士(戸田恵梨香)とその上司で事件には全く興味のないエリート弁護士(佐藤浩市)らと絶妙な掛け合いを見せながら密室事件を解明するさまを描いて人気を博した。
スペシャル版には、戸田と佐藤が引き続き出演することも決定。気になるストーリーは、11月12日発売の「小説 野性時代」(角川書店)に掲載予定の貴志の新作「鏡の国の殺人」に加え、未発表の「二つの密室」(仮)の内容も盛り込んだものになるという。
この決定に、大野は「来年、あの榎本が皆さんの前に帰ってきます!」と大喜び。プロデューサーの小原一隆によると、放送が終了してから1年以上たっても続編を望む手紙などが届いていたといい、ファンもキャストも念願のスペシャル版制作だったよう。小原は「今回こうして続編を制作できる機会ができたことを、とても幸せに思っています。今回も個性的な3人のキャラクターが魅力的に動く内容となっていますので、どうぞご期待ください」と期待をあおっている。(編集部・市川遥)
ドラマ「鍵のかかった部屋SP」は来年フジテレビ系で放送予定