2013年ネット検索で最も危険なセレブはリリー・コリンズ
単純なインターネット検索が有害サイトにつながりやすい2013年のサイバー・セレブはリリー・コリンズであるとコンピューター・セキュリティー・ソフト大手のマカフィーが発表した。
マカフィーは、インターネット検索をかけた際、有害サイトにつながりやすいセレブを毎年調査しており、俳優、アスリート、デザイナー、ミュージシャン、政治家などが対象となっている。ちなみに、昨年の1位はエマ・ワトソンだった。
有害サイトにつながったり、マルウェア被害にあったりする可能性は女性セレブの検索の方が多いようだ。トップ10位以内に入っていた男性はテレビドラマ「MAD MEN マッドメン」のジョン・ハムのみだった。
マカフィーによると、名前の検索後にリンクをクリックするだけでもマルウェア被害に遭う可能性はあるが、「無料アプリダウンロード」「ヌード写真」などのフレーズと共にセレブの名前を検索するとリスクはさらに高くなるという。
「今の消費者はセレブやエンターテインメントのニュース、写真、ビデオなどを検索することによるセキュリティー・リスクをまったく認識していません。即時性を求めることで安全性を犠牲にしているのです」とマカフィー側はコメントしている。
「リリー・コリンズ、ヌード写真」「リリー・コリンズ、フリー・アプリ・ダウンロード」などで検索をかけると、個人情報を盗もうとするサイトや、スパイウェア、ウイルスがダウンロードされるサイトにつながりやすく、その確率は14.5%を超えたという。
マカフィーが発表した2013年ネット検索で最も危険な有名人トップ10と有害サイトに行きつく確率は下記の通り。(澤田理沙)
1. リリー・コリンズ 14.5%
2. アヴリル・ラヴィーン 12.7%
3. サンドラ・ブロック 10.8%
4. キャシー・グリフィン 10.6%
5. ゾーイ・サルダナ 10.5%
6. ケイティ・ペリー 10.4%
7. ブリトニー・スピアーズ 10.1%
8. ジョン・ハム 10.0%
9. アドリアナ・リマ 9.9%
10. エマ・ロバーツ 9.8%