中居正広の愛ある差し入れに感動!堀北真希らが語る『ATARU』撮影秘話
中居正広演じる特殊能力を持つFBI捜査官アタルの活躍を描き、最高19.9%の好視聴率を弾き出したドラマ「ATARU」の劇場版で、元刑事の女探偵・舞子を演じた栗山千明と主任刑事・沢役の北村一輝、そして、アタルと同じく天才的能力を持つ謎の女性マドカを演じた堀北真希が、撮影のウラ話を明かした。
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新たに『ATARU』ワールドの一員となった堀北だが、すでにテレビシリーズで連帯感を築いているレギュラー陣の中に、ゲストもスムーズに入ってもらいたいと、座長・中居は過密なスケジュールの中、キャストたちを集めて食事会を開いたという。「わたしがすんなり入っていける空気を作ってくださって、ありがたかったです」と堀北が打ち明けると、「中居くんの『行くよー!』の一言で実現しました。彼のリーダーシップはスゴイ!」(北村)「すごく愛情を感じますし、尊敬してしまいます」(栗山)と二人も大絶賛した。
さらに北村は、ドラマ撮影時に届いた中居の差し入れに感動したことを告白。「みんなが疲れていると思ったら栄養ドリンク、寒い日なら温まるようにラーメンの屋台など、必要なときに必要なものを選んでくれる。豪華な差し入れをされる主演の方も多いけれど、中居くんの場合、『差し入れは愛だな!』という感じです」と熱く語る北村に、深くうなずく栗山と堀北。映画版でも、中居の求心力が現場を一つにまとめ上げていたようだ。
今回のロケで強烈な思い出といえば、「ロサンゼルスで撮ったシーン」だと訴えるのは、堀北と栗山の女性陣。灼熱(しゃくねつ)の太陽の下、革の衣装で撮影に挑んだ堀北は、「あのときのわたし、危険信号が点滅していました」と苦笑い。栗山も「暑い場所にいると顔って赤くなってくるはずなのに、真希ちゃんはどんどん白くなって、大丈夫かなと思っちゃいました」と現場での様子を明かした。それでも、「暑いのはみんな一緒。わたしだけグッタリするわけにはいかないですよね」と根性を見せた堀北の演技に注目だ。
幼なじみでもあるアタルとマドカのエピソードを中心に描く本作。三人が口々に「切ない!」と語るだけに、これまで以上の感動が味わえるはず。ドラマ性も事件もスケールアップした劇場版の魅力を、大スクリーンで味わってほしい。(取材・文:斉藤由紀子)
映画『劇場版 ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL‐』は公開中